ゆずとりんごのシロップ煮
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
りんごが収穫時期を迎え、店頭にもたくさん並び始めます。そのまま食べてもおいしいのですが、こんなデザートにしてみるのはいかがですか? シロップには、ゆずの果汁としょうが汁を合わせてさっぱりとした味わいに。加えて、シナモンパウダーが少量でもよいアクセントになっています。きれいなピンク色に仕上げるため、りんごは「紅玉」を選びました。ほかの品種に比べて旬の時期が早く、冬本番になると手に入りづらいので、買い逃しませんように。紅玉は酸味の強い品種ですが、加熱すると甘味と風味が増して、酸味とのバランスがよくなります。
材料
【作りやすい分量/全量258kcal】
・ゆず…1個
・砂糖…大さじ1/2
・りんご(紅玉)…1個
・A[水200ml、砂糖大さじ4(32g)、シナモンパウダー少々]
・しょうが汁…小さじ1
作り方
【1】
ゆずは皮を薄くそぎ、3cm長さのせん切りにする。実は半分に切って果汁をしぼる。
【2】
ゆずの皮に砂糖・果汁各大さじ1/2をまぶして30分おく。
【3】
りんごはよく洗い、8等分して芯を除く(皮はむかない)。横向きに4~5mm厚さの薄切りにする。
【4】
鍋に[3]とAを入れて火にかける。煮立ったら弱火にして約10分煮る。
【5】
しょうが汁と残りのゆずの果汁を加える。冷蔵庫で30分以上冷やす。
【6】
汁ごと器に盛り、[2]をのせる。
◎りんご
「1日1個のりんごは医者を遠ざける」ということわざがあるように、栄養価の高いくだものです。皮には食物繊維が多く含まれ、ポリフェノールも豊富。ハリとツヤがあり、ずっしりと重みのあるものを選びましょう。
献立の例 チキンソテー、バターライス
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2022年10月8日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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