かんたん美味レシピ

れんこんの白いスープ

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
肌寒い日にうれしいのはきっと、こんなスープ。体がほっと休まるような、やさしい味わいでおなかも満たされます。秋から冬が旬のれんこん。すりおろしと角切りを1品で味わいます。皮をむくのは、皮むき器を使うと手軽。切り口が空気にふれると黒ずむので、切ったらすぐに水にさらしてアクを抜きます。れんこんの色に合わせて、同じく白のとうふを具に加えました。角切りのれんこんとの歯ざわりの違いも楽しめます。ほかには、はくさいの軸を角切りにしたり、えのきだけを食べやすく切ったりして加えても、よく合います。余ったれんこんは切り口をラップでおおってポリ袋に入れ、野菜室へ。早めに食べきりましょう。冷凍する場合は酢少々を入れた湯でかためにゆでてから。最後にのせるしょうがが、味のアクセント。全体を混ぜてどうぞ。

材料
【2人分/1人分114kcal

・れんこん…250g
・しょうが…小1かけ(5g)
・とうふ(絹)…150g
・A[水400ml、中華スープの素・酒各小さじ1、塩小さじ1/6]

作り方
【1】
れんこんは皮をむき、水にさらして水気をきる。100gは1cm角に切り、残りはすりおろす。
【2】
しょうがはすりおろす。とうふは1cm角に切る。
【3】
鍋にAと[1]を入れ、中火にかける。煮立ったらアクをとり、弱めの中火にして約3分、れんこんに火が通るまで煮る。とうふを加え、再沸騰したら、火を止める。
【4】
器によそい、しょうがをのせる。

◎れんこんの目きき
ふっくらと太く、肌がなめらかなものを選びましょう。肉厚で穴が小さいもの、穴の大きさがそろっているものが◎。穴の中が黒ずんでいるのは、空気にふれたためであることがほとんど。気になる場合は菜箸でこするようにして洗います。

献立の例 ポークソテー、小松菜とベーコンの炒めもの、ごはん

※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2022年10月22日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」
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