新じゃがとグリーンピースのスープ煮
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
旬の新じゃがいもとグリーンピースを、やさしい味わいのスープで煮こみました。色合いは春らしく。でもまだ肌寒い日も多いこの季節に、ほっと温まる一皿です。
実が成熟していない若い状態で収穫される新じゃがいも。完熟のものに比べて水分が多く、やわらかいのが特徴です。皮も薄くてやわらかいので、料理によっては皮つきのまま食べることも。この料理のようにむいて使うときも、包丁を使わずにむくことができます。水に10分くらいつけてから、ふきんなどでこするとよいでしょう。
新じゃがいもが店頭に並ぶのは、3月から6月ごろまで。手に入らなければ、ふつうのじゃがいもでもおいしく作れます。その場合は、新じゃがいもに比べてかたいので、ひとまわり小さく切り、[2]で煮る時間を少し長めにとりましょう。竹串を刺してスッと通るようになればOKです。
材料
【2人分/1人分123kcal】
・グリーンピース…200g
・新じゃがいも…150g
・ベーコン…1枚(20g)
・A[水300ml、固形スープの素1個、ローリエ1枚]
・塩・こしょう…各少々
作り方
【1】
じゃがいもは皮をむき、5~6cm角に切る。水にさらして水気をきる。グリーンピースはさやを除く。ベーコンは1cm幅に切る。
【2】
鍋にA、じゃがいも、ベーコンを入れて火にかける。煮立ったらグリーンピースを加え、中火で約10分煮る。
【3】
塩、こしょうで味をととのえる。
◎グリーンピース
さやつきのほうが、鮮度が保たれています。とり出すとかたくなるので、調理する直前にとり出してください。グリーンピース200gは、さやを除くと正味100gほど。冷凍品でも作れますが、ぜひ生のもので春の味覚を楽しみましょう。
献立の例 とり肉とまいたけのバター炒め、バターロール
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2023年3月25日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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