あじの梅酒煮
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
梅の実が色づくこの季節。毎年の手しごととして梅干しや梅酒作りを楽しむ人も多いのではないでしょうか。
今回は、梅酒を使ったあじの煮つけのご紹介。さわやかな味わいで、暑い季節にぴったりです。今が旬のあじは、いろいろな料理に活用できる魚。レパートリーが増えるとうれしいですね。
内臓とえらがついていると鮮度が落ちやすいので、丸ごと買った場合は、除いてから冷蔵庫にしまいます。[2]に出てくる「ぜいご」は、尾の近くの両側にある、あじ特有のかたい部分。尾のほうから包丁の刃を入れ、なめらかになる部分までそぎとります。[2]の下処理は、お店にお願いしてもよいでしょう。
材料
【2人分/1人分238kcal】
・あじ…2尾分(360g)
・A[梅酒150ml、水50ml、しょうゆ小さじ2、みりん大さじ1]
・しょうが…1かけ(10g)
・梅の実(梅酒に漬かっているもの)…2個
作り方
【1】
しょうがは皮をこそげて千切りにする。
【2】
あじは洗う。包丁の刃先でうろこを除き、ぜいごをそぎとる。キッチンばさみでえらを切りとる。腹に包丁で切り目を入れ、内臓をかき出す。菜箸でこすりながら腹の中を流水で洗い、水気をふきとる。
【3】
フライパンにAを入れて煮立てる。あじを、盛りつけるときに上になる方を上にして入れる。梅の実も入れ、落としぶたをして弱火で約10分、時々スプーンで煮汁をかけながら煮る。
【4】
あじ、梅の実を器に盛り、煮汁をかける。[1]をあじの上にのせる。
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2023年6月17日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。2023年3月に20周年を迎えました。
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