パプリカの肉詰め

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
ハロウィンの風物詩ともいえる「ジャック・オ・ランタン」風の肉詰めを、パプリカで作りました。
パプリカの色は、お好みで。小さめで[３]の肉だねが入りきらないときは、そのままハンバーグにして焼いても。小分けにして冷凍保存も可能。１～２週間で食べきりましょう。
材料
【３個分／１個分466kcal】
・パプリカ（赤・黄・オレンジ）…各大１個（200ｇ×３個）
・小麦粉…大さじ1
・合いびき肉…400ｇ
・たまねぎ…1個（200ｇ）
・Ａ［卵１個、パン粉カップ1/2（20ｇ）、牛乳大さじ３、塩小さじ1/2、ナツメグ・こしょう各少々］
・Ｂ［トマトケチャップ大さじ３・とんかつソース大さじ２］

作り方
【１】
パプリカはへたの下1.5cmほどの位置を横に切り、ふたと器（うつわ）に分ける。種とわたを除き、器になるほうは小さめの包丁の刃先で目、鼻、口を切りとる。切りとった部分は粗みじんに切る。
【２】
たまねぎはみじん切りにする。耐熱皿に入れ、ラップをして電子レンジで約２分（500W）加熱し、さます。
【３】
ボールに肉、みじん切りのパプリカ、たまねぎ、Ａを合わせてよく混ぜる。３等分にする。
【４】
器（うつわ）用のパプリカの内側に小麦粉をふって[３]を詰める。耐熱皿にのせ、170℃（ガスなら160℃）に予熱したオーブンで20分焼く。切り落としたパプリカのへた側をオーブン皿のあいたところにのせてさらに15分、肉に竹串を刺して透明な肉汁が出るまで焼く。
【５】
器に盛り、Ｂを合わせて添える。

◎顔の模様を作る
このような細かい作業は、包丁を立て、刃先を使って行います。焼くと形が少しくずれ、表情が変わることも。個性が出るので、焼きあがりの顔を見るのも楽しみのひとつ。切りとるのが難しければ、模様のない器でももちろんОＫです。

献立の例　キャベツとベーコンのスパゲティ、パンプキンスープ

※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス１」で連載している「かんたん美味」2022年10月29日の掲載の内容をＷｅｂ記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく！」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」
・公式サイト　https://style.nikkei.com/plus1?n_cid=LMNST004
・公式twitter　https://twitter.com/nikkei_plus1
※外部サイトにつながります