とり手羽元の黒酢煮
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
黒酢のマイルドな酸味とコクがおいしい、とり手羽元の煮もののご紹介。骨つきの肉はうま味がよく出て、煮こみ料理にぴったりです。
煮るときのポイントは、ふたの使い方。落としぶたをすることで、煮汁が均一にいきわたります。そこに鍋のふたをすることで、熱がこもって加熱が早く進みますが、肉のくさみを逃がすために、少しずらしてのせてください。
ブロッコリーは、色をきれいに仕上げるために、別にゆでて最後に添えました。肉を煮ている間にさっとゆでておきましょう。好みでチンゲンサイやさやいんげんなどに変えてもよいでしょう。
材料
【2人分/1人分312kcal】
・とり手羽元…6本(360g)
・A[砂糖大さじ2、黒酢大さじ5、しょうゆ大さじ3、水100ml]
・しょうが…1かけ(10g)
・にんにく…1片(10g)
・サラダ油…小さじ1
・ブロッコリー…50g
作り方
【1】
しょうがは皮つきのまま薄切りにする。にんにくは包丁の腹でつぶす。
【2】
フライパンに油を温め、手羽元を入れる。全体に軽く焼き色がつくまで、中火で2~3分焼く。余分な油をふきとる。
【3】
しょうが、にんにく、Aを加え、煮立ったらアクをとる。落としぶたをし、ふたを少しずらしてのせ、弱めの中火にして約15分煮る。ふたをとり、煮汁につやが出るまで煮詰める。
【4】
器に盛り、煮汁をかける。
【5】
ブロッコリーは小房に分けて色よくゆでる。[4]の器に盛る。
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2023年9月16日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。2023年3月に20周年を迎えました。
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