ささみのオーブンジャーキー

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
肉を干して作る保存食「ジャーキー」。おうちで肉を干すのは大変そうなので、オーブン焼きで作ってみました。焼く前にハーブを加えたりんご酢で下味をつけます。フルーティーな酸味に、つい手が止まらなくなりそう。白ワインのおつまみにもぴったりです。
りんご酢は果実酢の一種で、さわやかな香りとすっきりとした酸味が特徴。飲料用として売られている“りんご味の酢”とは別のものなのでご注意を。手に入らなければ、風味は異なりますが、ふつうの酢でも作れます。
「プロヴァンス地方のハーブ」の名をもつエルブドプロヴァンスは、複数のハーブを乾燥させて混ぜ合わせたミックスハーブ。肉や魚のくさみを抑え、香りをつけてくれます。オレガノやタイム、ローズマリーなど、単品の乾燥ハーブで代用もでき、量も好みに合わせて調節可能です。

材料
【作りやすい分量／全量で142kcal】
・とりささみ（筋なし）…２本（80ｇ）
・Ａ［りんご酢大さじ１、エルブドプロヴァンス１ｇ、塩少々］

作り方
【１】
ささみは３～４mm厚さの薄切りにする。厚い部分は手で押さえて薄くする。
【２】
ボールにＡを合わせ、[１]を漬ける。30分ほどおく。
【３】
オーブン皿にクッキングシートを敷き、[２]を重ならないように並べる。120℃（ガスなら110℃）のオーブンで30～35分、表面が乾いてかたくなるまで焼く。

※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス１」で連載している「かんたん美味」2023年10月21日の掲載の内容をＷｅｂ記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく！」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。2023年3月に20周年を迎えました。

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