深川めし風
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
あさりを炊きこむごはんや、あさりの入った汁をかけるごはん、さらに味もみそやしょうゆ…さまざまなタイプがある「深川めし」。漁師たちが海水をうすめて具材を煮ていたまかないめしがルーツという説がありますが、現在はあさりとねぎをみそで煮こんでごはんにかけたものが主流のようです。このレシピでは、みそを使わず、かつおだしで具材を煮ました。食欲がないときにもさらっと食べられる一品です。
あさりは今の時期が旬。「砂抜きずみ」のものも、30分ほど塩水(水200mlに対し塩小さじ1の割合)につけて暗いところにおき、砂を吐かせると安心です。
むき身の冷凍あさりなら、70gを[3]でそのまま加えても作れます。
材料
【2人分/1人分288kcal】
・あさり(殻つき、砂抜きずみ)…180g
・A[酒・水…各大さじ2]
・ねぎ…50g
・しょうが…小1かけ(5g)
・だし…250ml
・しょうゆ…大さじ1/2
・酒…大さじ1/2
・みりん…小さじ1
・温かいごはん…300g
作り方
【1】
あさりは殻をこすり合わせてよく洗い、水気をきる。鍋に入れてAを加え、ふたをして強火にかける。殻が開いたら、身をはずす。
【2】
ねぎは斜め薄切り、しょうがはせん切りにする。
【3】
別の鍋にだし、しょうゆ、酒、みりんを煮立てる。あさり、ねぎ、しょうがを加え、中火でさっと煮る。
【4】
器にごはんを盛り、[3]を煮汁ごとかける。
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2024年4月20日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より20年以上にわたり、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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