中華味の炊きこみごはん
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
「中華ちまきが好き」という声を耳にします。もち米や焼豚、八角などを使うので、作るとなるとちょっとハードルが高い。そこで今回は、いつもの米となじみの材料を使って、手軽に中華味のごはんを楽しんでみましょう。干ししいたけ、ほたて、オイスターソースには、これでもかというくらい濃厚なうま味が詰まっています。材料の用意ができれば、あとは炊飯器まかせです。調理時間は米などの浸水時間を除きます。
材料
【2人分/1人分307kcal】
・米(うるち米)…150g(1合)
・干ししいたけ…2個+水50ml
・ほたて缶詰…1/2缶(25g)
・しょうが…小1かけ(5g)
・香菜…5g
[A]
・しいたけのもどし汁…25ml ①
・ほたての缶汁 ②
・水…適量 ③
*①、②、③合わせて165ml
[B]
・紹興酒(または酒)…大さじ1/2
・オイスターソース…大さじ1
・しょうゆ…小さじ1
・ごま油…小さじ1/2
作り方
【1】
干ししいたけは分量の水に1時間ほどつけてもどす。米は洗い、たっぷりの水(材料外)に30分以上つけておく。
【2】
しいたけの水気をしぼり、5~6mm角に切る。もどし汁はとりおく。ほたては汁をきり、缶汁はとりおく。しょうがはせん切りにする。
【3】
しいたけのもどし汁、ほたての缶汁、水を合わせてAを用意する。
【4】
米をざるにあげ、水気をしっかりきって炊飯器に入れる。しいたけ、ほたて、しょうが、A(しいたけのもどし汁25ml+ほたての缶汁+水適量、合わせて165ml)とB(紹興酒(または酒)大さじ1/2、オイスターソース大さじ1、しょうゆ小さじ1、ごま油小さじ1/2)を加え、ひと混ぜして炊く。
【5】
炊けたら全体を混ぜ、器に盛る。香菜を長さ2~3cmに切ってのせる。
◎メモ 干ししいたけをもどす
傘のひだのあるほうを下にして水につけ、小皿など軽い重しをのせておきます。もどし時間は厚みなどによって異なりますが、ゆっくり時間をかけたいところ。時間がないならぬるま湯につけて。うま味が出たもどし汁もぜひ使ってください。
献立の例 チンゲンサイとザーサイの炒めもの、卵スープ
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2018年12月8日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2001年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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