季節の手作り

かんたん福神漬け

みずみずしい夏のきゅうりやなすで作る福神漬け。さっぱりとした食味がおいしくて、たくさん食べてしまいます。切り干しだいこんもコリコリと美味。

福神漬けが生まれたのは江戸時代ともいわれますが、カレーとの出会いは大正時代。欧州航路の一等客船でカレーに添えられたのがご縁とか。さらにインドカレーに添えられるチャツネのイメージから赤色になったとの説があるものの、昨今は自然の色合いが定着しているようです。

材料(作りやすい分量)
・きゅうり…1本(100g)
・なす…1個(70g)
・にんじん…60g
・みょうが…1個
・しょうが…10g
・切り干しだいこん*…10g
・塩 …小さじ1

〈つけ汁〉
・こんぶ…3cm角
[A]
・砂糖・ 酢・ 酒・しょうゆ・水…各大さじ2

*細切りが定番だが、割り干し、いちょう切り、輪切りなどいろいろな形があり、どれでも作れる。冒頭の写真は歯ごたえある割り干しを使用。なお、切り干しの代わりに生のだいこん100gでも作れる。(写真左:細切り、写真右:割り干し)

※野菜はほかに、れんこん、かぶ、ラディッシュ、ズッキーニ、セロリなどでも。

作り方
【1】
小鍋にこんぶとA(砂糖・ 酢・ 酒・しょうゆ・水各大さじ2)を入れ、ひと煮立ちさせて、そのままさます。さめたら、こんぶは細切りにしておく。

【2】
切り干しだいこんは、キッチンばさみで2cm長さに切る。水にさっと通して水気をしぼる。

【3】
きゅうりは小口切りにする。なす、にんじんは約1.5cm大のいちょう切りなどにする。みょうがは小口切り、しょうがは2cm長さの細切りにする。

【4】
【2】、【3】をボールに合わせ、塩を加えて手でもんで混ぜる。15 分ほどおく。

【5】
【4】の水気をしぼり、【1】と合わせて漬ける。

※約1時間後から食べられるが、翌日くらいのほうが味がなじむ。密閉容器に入れて冷蔵で4日ほど保存可能。

※当ページのコンテンツは、ベターホームのお料理教室の受講生の方のための会報誌「Betterhome Journal」2019年7月号掲載の内容を、Web記事として再掲したものです。

ベターホームのお料理教室の受講生向け会報誌「Betterhome Journal」

「おいしいって、しあわせなこと。」をキャッチフレーズに、 料理レシピや食についての情報を掲載しています。2019年7月号の特集は「うちのカレー」。夏になるとひときわ恋しくなるカレー。ベターホームの先生たちがふだん家で作っているカレーをもとにした6つのレシピと、おいしいアイディアを紹介します。

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