さば缶の冷や汁
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
主に宮崎県の郷土料理として知られる冷や汁。焼きほぐした魚といりごま、みそをすり鉢ですり混ぜ、表面を焼いたものをだしでのばし、ごはんにかけた料理です。今回はさば缶を使って手軽に作りました。
ほとんど混ぜるだけ、しかも火を使わないで作れます。また、缶汁を使うことでだしの用意がいらない点も楽ちん。それでいて動物性・植物性たんぱく質が同時にとれる優秀メニューです。
材料
【2人分/1人分384kcal】
・さば水煮缶詰…1/2缶(約100g)
・すりごま(白)…大さじ21/2
・みそ…大さじ11/2(24g)
・氷入り冷水…200ml
・きゅうり…1/2本(50g)
・塩…少々
・とうふ(もめん)…1/2丁(150g)
・しその葉…4枚
・みょうが…1個
・しょうが…1かけ(10g)
・温かいごはん…200g
作り方
【1】
きゅうりは薄い小口切りにする。塩をふって5分おき、水気を軽くしぼる。とうふはペーパータオルで包み、5分ほどおいて水分をとる。粗くくずす。
【2】
しそはせん切り、みょうがは小口切りにする。しょうがは皮をこそげ、すりおろす。
【3】
ボールにさば缶の半量(缶汁半量も含む)を入れ、フォークの背で粗くつぶす。みそを加えて混ぜ、なじんだらすりごまを入れる。冷水を少しずつ加え、さらになじませる。【1】を加える。
【4】
ごはんを丼によそい、【3】をかける。みょうがを散らし、しそとしょうがを中央にのせる。
◎メモ 残ったさば缶でもう一品
バゲット6枚にベビーリーフ少々を敷き、さば水煮缶詰100g、薄切りレモンのいちょう切り12枚を等分にのせ、ナンプラー小さじ1をかければ、気軽につまめるカナッペのできあがり。
献立の例 かぼちゃの煮もの
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2019年8月17日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2001年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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