チャプチェ
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
チャプチェはもともと、17世紀にうまれた韓国宮廷料理。その後、一般家庭でもおもてなし料理として作られるようになりましたが、材料をそれぞれ別に炒めてから調味料を合わせるという手間をかけたものでした。このレシピでは、野菜をまとめて炒めて手軽に作ります。
春雨は、鍋でゆでずにボールなどで熱湯につけてもどすとやわらかくなりすぎず、いためものにちょうどいいかたさになります。
材料
【2人分/1人分358kcal】
・春雨…50g
・牛肩ロース肉(薄切り)…100g
・にんじん…50g
・たまねぎ…50g
・小松菜…50g
[A]
・砂糖…大さじ1/2
・しょうゆ…大さじ1/2
・ごま油…大さじ1/2
[B]
・砂糖…大さじ1/2
・しょうゆ…大さじ1
・ごま油小さじ2
作り方
【1】
春雨は熱湯(材料外)に約5分つけて少しかためにもどす。水にとり、水気をきる。5cm長さに切る。
【2】
にんじんは4cm長さのせん切り、たまねぎは薄切りにする。小松菜は4~5cm長さに切り、軸と葉に分ける。
【3】
牛肉は1cm幅に切り、A(砂糖・しょうゆ・ごま油各大さじ1/2)をもみこむ。B(砂糖大さじ1/2、しょうゆ大さじ1)は合わせる。
【4】
フライパンにごま油小さじ1を温め、中火でにんじん、たまねぎ、小松菜の軸を順に加え、炒める。いったん皿にとり出す。
【5】
残りのごま油をたし、牛肉を炒める。色が変わったら【4】を戻し入れ、春雨、小松菜の葉を加える。Bをよく混ぜてから加え、炒め合わせる。
◎メモ 春雨いろいろ
韓国春雨や緑豆春雨は弾力があり加熱調理向き。今回は手に入りやすい緑豆春雨を使用しています。国産春雨は比較的熱に弱いのでサラダや酢のものに。
献立の例 チヂミ、チョレギサラダ
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2019年9月7日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2001年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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