あなごのフリット
日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
あなごがおいしい季節になりました。ハーブがほのかに香る、サクサクのフリットはいかがでしょう。衣の食感とふっくらとした身のうま味が、クセになるおいしさです。
フリットは本来、衣のふんわり感を出すために卵白を泡立てて使いますが、今回は炭酸水で手軽に作ります。衣は混ぜすぎないのもポイントです。
材料
【2人分/1人分241kcal】
・あなご(開いたもの)…小2尾(180g)
[A]
・塩…少々
・酒…小さじ1
・グリーンアスパラガス…2本
・炭酸水(冷やす)…60ml
[B]
・小麦粉…30g
・かたくり粉…小さじ1
・塩…少々
・揚げ油…適量
[C]
・ミックスハーブ(乾燥)…適量
・塩…適量
作り方
【1】
あなごは水をかえながらよく洗う。包丁の背で皮のぬめりをこそげとり、もう一度洗ってペーパータオルで水気をふく。3等分に切る。A(塩少々、酒小さじ1)を両面にふり、約10分おく。水気をふく。
【2】
アスパラガスは根元を1cmほど切り落とす。根元のかたい皮をむき、3等分に切る。
【3】
衣を作る。大きめのボールに炭酸水を入れ、B(小麦粉30g、かたくり粉小さじ1、塩少々)を合わせてふるい入れる。さっくりと混ぜる。
【4】
揚げ油を170~180℃に熱する。アスパラガスに衣をつけて入れる。1~2分揚げ、衣がふくらみ、表面がカリッとしたらとり出す。
【5】
あなごに衣をつけ、皮を下にして入れ、約2分揚げる。上下を返して約1分、衣が薄く色づき、カリッとしたらとり出す。
【6】
アスパラガスとあなごを盛り合わせる。C(ミックスハーブ・塩各適量)を合わせ、つけて食べる。
◎メモ フリット
「揚げもの」を意味するイタリア語「fritto」。英語では「フリッター」といいます。天ぷらよりも軽い食感が特徴の、洋風の揚げものです。
献立の例 ミニトマトとモッツァレラチーズのサラダ、コンソメスープ、パン
※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2020年7月11日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。
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