形崩れを防ごう
ピリッと香辛料の効いた中国の四川料理、その代表格が麻婆豆腐。でも、水分をたっぷり含んで柔らかい豆腐なので、調理中に崩れてしまう悩みもあります。
形崩れしにくくするためには、豆腐を1.5cm角程度に切ったあと、湯を沸かしたなべに入れましょう。豆腐の水気が切れ、表面が硬くなるからです。
再沸騰して豆腐がグラッとゆれたらすぐに火を止め、ざるに移しましょう。加熱し過ぎると豆腐の中の水分が沸騰し、内部に小さな穴ができる「すが入った」状態に。ざらざらした舌触りで、食感まで損ないます。
ですから、短時間でむらなく火を通そうと豆腐を細かく切る場合は、加熱で「す」が入らないように注意が必要です。
消化吸収のよいタンパク質に加えカルシウムもたっぷりの豆腐。さらにコレステロール値を低下させる機能も注目されています。冷ややっこやいためものなどメニューも豊富。野菜といっしょに不足しがちな栄養素をしっかり補給しましょう。
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