豊富なビタミンB1
ぬかにはビタミンB1がたくさん含まれています。漬けた野菜に入り込んだこのビタミンは、ご飯の主成分である糖質をエネルギーに変えるのを助けます。不足すると、糖質はうまくエネルギーに変換されにくくなり、多くは脂肪として体内に蓄積されることになります。
重要な働きがあるビタミンですが、体内に貯蔵することはできません。日々の食べ物から摂取するしかないのです。
そこで、簡単なぬか床の作り方を紹介しましょう。まずはだし。カップ8の水に塩200gと10cm角の昆布を入れ、沸騰させたあと、十分に冷まします。いりぬか1kgを用意し、うち半分を密閉容器に入れ、だしを加えて混ぜます。残りのぬかは少しずつ加えながら手で混ぜ合わせます。
日持ちをよくするために赤とうがらし1本とだしをとった昆布をぬかの中に。そこにキャベツの芯などくず野菜を漬け込むと、ぬか床が次第になじんできます。翌日くず野菜を取り、ぬか床を底からかき混ぜます。この作業を4、5日繰り返すと完成。 後は好みの野菜を漬けるだけです。
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