におい隠しに最適調理法
「学習効果が高まる」などと注目されるエイコサペンタエン酸やドコサヘキサエン酸をたっぷり含むサバ。おふくろの味としても人気ですが、中には、あの独特のにおいを嫌う人もいます。そこで、みその性質を上手に利用する方法を考えてみましょう。
みそには香りや味付けだけでなく、においを吸着する作用があります。溶かしたみその粒子の表面には沢山の凹凸があり、そのくぼんだ部分に臭みなどの成分を包み込んで、消臭してしまうのです。
みそ煮にするときは、普通の煮魚と同じように調理して、後からみそを加えるようにしてください。みそは粘り気が強く、先に入れると魚の周囲を覆ってしまい、ほかの調味料がしみ込まなくなってしまうからです。また、長時間加熱すると、みそ自体の香りも飛んでしまうので気を付けましょう。
サバのほかにイワシやコイ、サケなどにおいが強い魚にもみそ煮はぴったり。
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