十分に水を切り、強火で手早く
手軽な野菜いためですが、水分がたくさん残ってパリッとしない仕上がりになることも多いですね。これは、蒸し焼き状態になってしまったからです。おいしく仕上げるにはいくつかポイントがあります。
まず、洗った野菜の水切りを十分にすることが大切です。水洗い後、野菜はしばらくザルに上げておきましょう。次に、下ごしらえ。火の通りやすいキャベツは大きめに、通りにくいニンジンは薄めに切ります。素材を同じ時間で、バランスよく加熱するためです。
そしていため方。シャキシャキっと仕上げるには、手早く強火で一気にいためます。野菜のうまみを包み込み、色つやもよくなります。ゆっくり加熱していると、水分が出てしまい、歯ごたえもうまみも台なしです。短時間で炒めるためには、具をたくさん入れ過ぎないように。一度に二人分が目安です。調味料を合わせておき、盛り付け皿を事前に用意して、手早く仕上げましょう。
料理の基本が詰まったのが野菜いため。マスターできたら、他のいためものも大丈夫です。
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