手作りパンの材料 |
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イースト
ここで使っているのは顆粒状のドライイーストです。
手に入れやすく(スーパーマーケットなどで売られています)、開封しなければ製造後1年くらいは効力が変わりません。
開封後は袋の上部を2〜3回折り曲げてセロテープでとめ、びんやポリ袋に入れて、冷蔵庫で保存します。
1〜2か月は充分にもちます。心配なときは、カップ1のぬるま湯に砂糖ひとつまみ、イースト小さじ1を入れて10分くらいおきます。表面がぶつぶつしてきたら、効力があるしるしです。 |
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ベターホームの天然酵母
「ベターホームの天然酵母」は、りんごなどを栄養に、酵母菌と植物性乳酸菌をバランスよく培養し、フリーズドライで粉末状にしたものです。
安定性がよいので、種おこしや予備発酵がいりません。ドライイーストと同じように、すぐ使えます。また、フリーズドライなので、保存性もあります(冷蔵で約5か月)。使用量は、粉の重さの4〜5%がめやす。
発酵時間は、ドライイーストで作るときより少し長めにとります。 焼き時間・温度などそのほかの作り方は、ドライイーストのパンと同様に行います。 |
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小麦粉
小麦粉には大きく分けて薄力粉、中力粉、強力粉があります。
パンに使うのは主に強力粉で、マフィンなどお菓子に近いものは薄力粉を使います。最近ではパン専用粉、フランスパン専用粉など目的に合わせた粉も市販されています。それぞれに味わいが違うので、試してみるのもよいでしょう。
ここで紹介したパンは、どれもふつうのスーパーマーケットにある粉で作れます。全粒粉は、ふすまや胚芽がついたままの小麦をひいた粉で、小麦がもつたんぱく質のほか、食物繊維やミネラルがそのまま含まれているので、最近では健康志向のパンによく使われています。デパートの製菓材料売場などにあります。 |
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撮影/柳田隆司、黒部徹 |