脂ののったあじを三枚におろし、伝統的な木枠を使って関西風の押しずしに。あじの骨はだしをとって「赤だし」に使いましょう。くず粉でとろみをつけた「吉野煮」は、茄子紺にえびの赤とそら豆の緑を散りばめて、美しく盛りつけます。
- 和食マスターコースEXPERT
和食上級技術の会・春夏
和食マスターコースの最上ランクで和食を極める
旬の食材を生かした季節の料理、伝統的な行事や歳時に根付いた料理など、家庭の和食を極めたいという方に。ワンランク上の技術と知識が身につくので、和食作りに自信がもてます。
- 期間:
- 月1回(全6回)・5〜10月の半年
- 会費:
- 半年(6回)分 49,170円(税抜44,700円)
※ベターホームが初めての方は、入会金3,300円(税抜3,000円)がかかります。
薫風
- あじの押しずし 新しょうが甘酢漬け
- 揚げなすとえびの吉野煮
- 赤だし
夏隣
- あゆの魚田
- 夏野菜の焼きびたし
- しょうがごはん
- ささみとじゅんさいのすまし汁
旬のあゆにのぼり串を打ち、清流を泳いでいるように焼きあげます。田楽みそを塗って軽くあぶり、香ばしく。じゅんさいは、くず打ちした鶏ささみと一緒に、すまし汁に。吸い口の青ゆずが、さわやか。
半夏生
- たこと南瓜の煮もの
- う巻き卵
- 鯛の昆布締め
- 枝豆のすり流し
銘醸造元の日本酒と一緒にどうぞ
※未成年の方、妊娠中の方、お車でお越しの方には炭酸水を提供いたします。状況により酒類の提供ができない場合もございます。
夏野菜を使った「たこと南瓜の煮もの」。異なる素材をちょうどいいあんばいに煮合わせるコツを学びます。緑色がさわやかな「枝豆のすり流し」は、甘味のある枝豆とだしで、夏にぴったりの椀ものに。
天の川
- 穴子の白焼き
- ごま豆腐
- ほたてとトマトのみどり酢
- 梅ごはん
- のりのお吸いもの
プロも神経を使うという穴子を、ふっくら焼きあげる白焼きのコツが身につきます。すり鉢を使いていねいに作る「ごま豆腐」は、口当たりなめらかで、手作りしたかいのある極上のおいしさです。
中秋
- 鶏飯
- さといもまんじゅう
- いちじくとずいきのくるみあえ
「鶏飯」は、彩りと風味豊かな具をたっぷりのせ、スープをかけて食べる奄美大島の郷土料理。鶏ひき肉のそぼろを包んだ「さといもまんじゅう」は、だしあんをかけて上品に。
錦繍
- さばの吹き寄せ揚げ
- 長いものあちゃら漬け
- むかごごはん
- 船場汁
「さばの吹き寄せ揚げ」。素揚げした野菜を紅葉やいちょうに見立て、風に吹き寄せられた木の実や木の葉の風情で彩りよく盛りつけます。三枚におろしたさばのあらは、うま味たっぷりの「船場汁」に。
天候不順や地域により、一部他の材料に代えて実習する場合もあります。
※写真はイメージです。
受講生の声VOICE
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さばがとても新鮮で大きく、おろしやすくて良かったです。さっそく家で作って家族にも喜んでもらえました。
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上級クラスとはいえ、まだまだ学びも多く逆に修了したくない心境です。
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先生の講義の内容がとても楽しく、たくさんの知識やポイントを教えてくださること、ユーモアもおありで、勉強させていただいています。
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コロナ以降4年ぶりの参加で多少緊張しましたが、先生や教室の雰囲気も前と全く変わりなく、楽しむ事ができました。